生活保護は、厚生労働大臣が定めた基準で計算した最低生活費というものが決められています。
注意:最低生活費は住んでいる地域、世帯構成や年齢などで変化します。
この最低生活費という基準を上限として、生活保護を受けている本人が得た収入(就労収入、年金、親族の援助など)が最低生活費より下回っていれば足りない分を生活保護で支給されます。
ですので、生活保護を受けている方は、全員同じ生活保護費として決められているのではなく世帯や1人1人の生活保護費は異なっています。
傾向としては、東京都よりも地方地域の方が生活保護費は少なくなっています。
生活保護は、次の8種類の扶助で構成されています。
生活保護を受けている方は、最低限の日常生活を営むために必要な生活扶助とアパートなどの家賃代を払うために必要な住宅扶助が支給されます。
その他では、次のよう条件に当てはまる方は、生活扶助と住宅扶助とは別に扶助が支給されます。
例えば、
ですので、それぞれの扶助に該当する方は、教育扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助が支給されます。
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