学生さんは誰でも得意な科目と苦手な科目があります。
苦手な科目をできるようにさせる一般的な勉強方法としては、中学校で勉強した基礎学力がしっかり身に着いていない状況なので、もう一度中学校で勉強した内容を復習することです。
苦手な科目を勉強することは初めは難易度は高いかもしれませんが、勉強ができるようにするにはやらなければいけないことです。
苦手な科目を克服する方法をいろいろ考えてみましょう。
目次
みなさんは、学校のペーパーテストが近くなったり、大学入試の勉強を始める時は、得意の教科と苦手な教科のどちらから手を付けて勉強を始めればいいのか悩んだことはありませんか?
私が思うには、得意とする教科から勉強を取り組んでも、苦手とする教科から勉強を取り組んでも、結局はどちらの教科も勉強しなければいけないのでどちらから取り組んでも構わないと思います。
しかしながら、勉強を始める教科はよく考えなければなりません。
例えば、得意な科目のテストの点数が85点なら、どう頑張っても15点しか上がりませんよね。苦手な科目のテストの点数が40点ならある程度勉強して克服すれば30点くらいは上がります。
このように、苦手な科目を勉強して克服した方がテストの点数は上がるのです。
つまり、得意な科目から勉強を始めると、得意な科目の勉強が終わった時点で勉強したことに満足してしまったり時間が足りなくなってしまい、どうしても苦手な科目は手抜きになりやすくなります。
では、苦手な科目から勉強を始めるのはどうかというと、苦手な科目はほとんどの場合は基礎力が足りていない状態になっていますので、過去にさかのぼり中学校や高校の時に勉強してきた内容の復習が必要になってきます。
結局のところは、テスト直前に勉強を始めるのではなくて、苦手な科目が克服できるように時間に余裕を持って始めないといけないのです。
得意の科目も苦手な科目もどちらも勉強しなければいけないので、得意の科目の学力を伸ばす、苦手の科目を克服するという心構えを持って行動してください。
その他に、よく出題される範囲から勉強に取りかかる方法もあります。
この方法は効率がよい勉強方法でありますが、よく出題される問題が苦手な範囲だった場合は、勉強のやる気が薄れる可能性があります。
得意な科目から始めても、苦手な科目から始めても、よく出題されるものから始めても、勉強を完璧にしたいのであれば最終的に全部手を付けないといけません。
人それぞれ感じることが違いますので、自分の気が楽だと思う方法で勉強を進めていく方法が一番大切なことであると思います。
得意な科目は勉強内容が頭の中にすらすら入ってくるので苦労することはありませんが、苦手な科目は長時間勉強しても頭の中に入ってこないことはよくありますよね。
頭の中に入ってこないということは中学校で勉強した基礎学力が足りないということです。特に、苦手な科目として有名なのは、英語と数学が多いと思います。
つまり、中学校の復習が必要になってくる典型的な科目は英語と数学なのです。
中学校で学ぶ関数がわからなければ、高校で勉強する数学は理解できません。
分数の計算などがよくわからないのであれば、小学生の勉強から復習する必要もあります。
みなさんは、一次関数、二次関数、小数、分数、ルートの計算方法を覚えていますか?
あまりよく覚えていないのであれば、小学生、中学生の時に勉強した算数と数学をやり直してください。
高校の勉強についていけない方は、中学校で勉強した基礎学力が足りない状態ですので、英語と数学以外でも勉強に苦戦している方は中学校の復習を行ってください。