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学生さんの就職活動で企業から内定をもらうための基礎知識

進学・就職・転職活動を成功させるには

最後まで諦めないことです

就職活動が上手く進まない学生さんはどこがいけないのか考える

新卒採用の就職活動を行う順序を覚えよう

就職活動する大学生

最近の就職活動は、昔に比べるとかなり難しくなっていると思います。こないだテレビを見ていると、20社の会社に就職試験の応募をして20社目でようやく内定をもらいましたという学生がいるみたいな特集をやっていました。

企業に就職試験の応募をした後の書類選考は昔からありましたが、最近の就職活動で特に難しいと感じる事は、面接試験の回数が多くなっていることです。

面接試験を5回とか10回とか実施する企業が普通にありますので、そんなにたくさんの回数の面接試験をこれからしなければいけないのかと考えただけで疲れてやる気がなくなってしまいますよね。

その上、採用試験を受けた後に会社から不採用通知をもらうと、またエントリーシートと履歴書を書かないといけなくなりますのでやる気がなくなってしまいます。

現在はいろいろな困難を乗り越えなければ内定はもらえない時代ですが、採用試験を何回受けてもダメだった場合は、どこかに内定がもらえない理由が必ずあるはずです。採用が早く決まる為には、そのダメだった理由を探して改善して次に活かしていくしか方法はありません。

就職活動は、主に次の5つの項目をクリアすると内定がもらえる仕組みになっています。

  1. 自己分析をする
  2. 就職したい企業を探す
  3. 企業に応募する
  4. 筆記試験を受ける
  5. 面接試験を受ける
  6. 内定をもらう

また、他の学生よりも就職活動に出遅れないように、就職活動が開始される時期を覚えておきましょう。

最近の傾向では、4年生大学の場合は、3年生の3月1日から企業の広報活動が始まり求人にエントリーできるようになります。
※大学の春休み中にあたるので遊びに専念しないようにしましょう。

4月以降になると、企業説明会などを経て筆記試験と面接試験に合格した後に、採用試験の受験者は内定又は内々定の通知を受けます。
※ごく稀ですが一部の企業では、内定と内々定を区別して、内々定を正式に内定が確定していない内定(ただの約束ごと)のこととして、企業の事情により正式な内定を取り消すことがあるので注意してください。

10月になると、企業に内定した学生が採用内定通知書を受け取り、誓約書にサインをして正式に内定が決まります。

就職活動をする上で注意しなければいけない要点について見ていきましょう。

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1.自己分析をする

自己分析する

就職活動は、自分について調べることから始めます。
自己分析をすることは、会社選びに結び付いてきますのでとても大事なことです。しっかり自己分析が行えるように自分の要点をつかんでください。

例えば、

  • 好きなことは何ですか?
  • 興味あることは何ですか?
  • 得意なことは何ですか?
  • どのような性格ですか?

などといったことを調べて見てください。

詳しい内容は、自分について調べるをご覧ください。

2.就職したい企業を探す

就職したい企業を探す

インターネットの企業のホームページや就職情報サイト、就職四季報などを使って自分に合った企業を探します。

企業をいくつかピックアップできたら、どれかの企業を選びだしますが、企業を選ぶ際はなぜ選んだのかという理由が必要になります。
※なんとなく選んだではなく、選んだ理由を具体的に言えるようにしてください。

  • 自己分析をした結果と選んだ企業とが、何かしらの共通点があるのか?
  • 会社の社風や仕事内容などが、自分が考えている内容に当てはまっているのか?
  • 将来その会社でどのように成長しているのか思い描くことができるのか?

を考えて、有名企業だけを選ぶのではなく、自分の身に合っている会社を見つけてください。

詳しい内容は、会社について調べるをご覧ください。

3.企業に応募する

履歴書

インターネットの企業のホームページや就職情報サイト、学校の就職課を利用して企業に応募します。

まず、企業に応募するには、エントリーシートと履歴書を書かなければいけません。

エントリーシートとは、自己PRや志望動機、学生時代に頑張ってきたことを会社へアピールする為に書くものです。履歴書とは、学歴や経歴などを書くものです。

この段階から企業に積極的にアピールしていくことになりますので気を抜かないでください。規模が大きな企業では書類選考がありますので、エントリーシートと履歴書をしっかり書いてください。

詳しい内容は、こちらをご覧ください。

4.筆記試験を受ける

筆記試験を受ける

筆記試験は、その企業で働く人材としてふさわしいと思われる最低限度の知識や学力を調べる試験です。

一般常識試験(国語、社会、数学、理科、英語)と最近のニュースで話題になっていることの対策はしたのか、SPI試験の対策はしたのかもう一度確認してください。

詳しい内容は、就職試験(筆記試験)をご覧ください。

5.面接試験を受ける

面接試験を受ける

面接試験は、自分はこんなに素晴らしい人物なので会社にとっても利益になるし採用しなければ損ですよ、という事をアピールする試験です。

例えば、

  • 熱意ある志望動機はしっかり作れたのか?
  • その会社で働いた時の将来像を考えて言葉にできるのか?
  • 他の人よりも優れていると印象を与えられる自己PRはできたのか?

などを、もう一度見直して、採用担当者がもう一度この学生に会って話がしてみたいと思える内容を考えてください。

詳しい内容は、就職試験(面接試験)をご覧ください。

6.内定をもらう

内定をもらった就職活動していた学生

企業に採用試験の応募をしてから筆記試験と面接試験の両方の試験に合格すると内定がもらえます。

就職活動の前準備をしてから会社にエントリーして面接試験を受けるまでに大体2〜3カ月位かかります。かなり長い期間就職活動をしなければいけませんので、体調管理には十分気をつけてください。

内定後に注意することに関しては、学生さんが被害を受けることがある内定後の内定取り消しというトラブルをご覧ください。

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