初めて転職活動を始められる方はどのような流れで進んでいけばいいのかわかりませんよね。
社会人の転職活動の流れは、自己分析する、会社を探す、応募書類の作成、会社へ応募する、応募書類の審査結果を待つ、筆記試験を受ける、面接試験を受ける、内定をもって入社日を決めるという9つのステップで成り立っています。
転職活動はどこの会社でもこのように進んでいくので覚えてください。転職活動の流れを簡単に説明します。
目次
社会人の転職活動の流れは、主に次に説明する9ステップで成り立っています。
転職活動の進め方は、退職してから転職活動を始めるのか、転職活動中は仕事をしていて内定をもらってから退職するのかで転職活動のスタイルは異なってきます。
企業に応募して内定をもらうまでにかかる日数は約2カ月間かかり、面接試験を3回以上する会社の場合は3カ月以上かかることもあり、すぐには転職先は決まりません。
転職するには、転職する理由や志望動機が必要になりますし、求人応募先の会社が納得する理由を考えないと内定をもらうことは難しいです。
最近の時代の転職活動は昔と比べると難しくなっているので、いままで勤務してきた会社を退職してまで本当に転職しなければいけないのかよく考えてから転職活動を始めてください。
自己分析とは、自分とはどういう人物なのか調べることです。
自己分析でどのような事を調べるのかと言うと、
などの答えを考えてください。
自己分析をすることによって、志望動機や自己PRを考える時の材料につながってきます。
詳しい内容は、自己分析をするをご覧ください。
社会人が転職をする場合は、「何々をやってみたいです。」ではなく、「何々ならできます。」「何々なら誰にも負けません。」というように、何を行って会社に利益をもたらすことができるのかが最重要視されます。
自己分析をした結果から、自分にふさわしい会社を探してください。
会社を探す方法としては、
などの方法があります。
会社の探し方の詳しい内容は、こちらをご覧ください。
会社へ応募する時は、履歴書と職務経歴書を書きます。
一般的にはこの2つの書類は会社への応募書類となるので書き方を覚えてください。履歴書のみを応募書類としている会社もあります。
応募書類(履歴書や職務経歴書)には、志望動機と自己PRは必ず書かないといけません。
志望動機と自己PRの内容は自分で考えないといけませんが、応募書類に書くその他のことは、ある程度書き方が決まっていますので難しく考えなくても大丈夫です。
履歴書と職務経歴書の詳しい内容は、こちらをご覧ください。
現在の転職活動は様々な応募方法があります。
現在一般的になっている会社への応募方法は、インターネットを使って会社のホームペーシや転職情報サイトから応募する方法と昔からあるハローワークを利用して会社へ応募する方法の2種類です。
会社への応募書類となる履歴書と職務経歴書は、会社へ直接郵送するか、転職情報サイトを利用する場合は、自分の管理画面にweb履歴書とweb職務経歴書を書く場所があるのでしっかり記入してください。
応募書類を郵送する場合は、こちらをご覧ください。
会社へ応募書類を郵送、又はインターネットから応募すると応募書類の審査が始まります。
会社から応募書類の審査結果を受け取るには、応募してから早くて1週間、遅くて1カ月位かかり、書類審査を通過した方は会社から筆記試験に進める旨の連絡が届きます。
応募書類の審査結果は、合格、不合格に関わらず応募者全員に届ける会社もあれば、合格者のみに連絡をする会社もあります。いくら待っても書類審査の結果の連絡がこない時は不合格になっているんだと認識しましょう。
筆記試験の内容は、主に一般常識(漢字、算数、英語)試験です。
誰でも知っている有名な会社や従業員が多い会社の場合は、SPI試験と適性検査など新卒採用の就職試験並みの試験内容です。真面目に試験対策しないと合格できません。
中小企業の場合は、筆記試験がない会社もあります。また、筆記試験と面接試験がセットになって1日で試験が終わる会社もあります。
応募する会社がどのような試験内容を採用しているのかは、求人票で確認してください。
筆記試験に合格された方は面接試験に進むことができます。
筆記試験と面接試験が1日でセットになっている会社もあります。
面接試験は、1回行ったのみで終わる会社もあれば、担当者面接、役員面接、社長面接と進んでいき3回以上も面接試験を受けないといけない会社もあり面接回数は様々です。面接試験では、志望動機と自己PR、転職する理由を必ず聞かれますのでしっかり返答できるように準備してください。
面接試験の詳しい内容は、こちらをご覧ください。
面接試験に合格された方は、試験を受けた会社から内定通知を受け取ることができます。
本人の希望の入社日に入社できる融通がきいた会社もあれば、会社があらかじめ定めた日付に入社してもらわないと入社を断られる会社など様々あります。
転職活動を有利に進めるには自分の能力が大きく影響しますが、その他では、世の中の景気等の要因で求人数が上下することを覚えておいてください。