正社員の仕事探しを有利に進める方法

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正社員の仕事探しを始める準備

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将来目指している仕事の雇用形態が正社員として応募できない時は、国家資格を取得する、非正社員として働く、派遣社員として働いてみるのはどうでしょうか。

国家資格は業務独占の資格や名称独占の資格があり就職に有利になります。非正社員は正社員登用制度がある会社ならば正社員として働くことができます。派遣社員は目指したい仕事の実務経験を積んでから正社員として求人応募することができます。

今までアルバイトやパートとして働いてきた方はどのようにすれば正社員で働くことができるのかいくつかの方法を紹介します。

目次

国家資格を取得すると就職に有利

設計図

将来目指したい仕事があれば、その仕事をするために有利になる資格や仕事をするのに絶対に必要となる資格を取得してみてはどうでしょうか?

各資格には、国家資格、公的資格、民間資格の3種類があります。

  • 国家資格:国が実施
  • 公的資格:各省庁が実施
  • 民間資格:企業が実施

このように、それぞれの資格は何が違うのかというと、どこの組織が試験を実施しているのかによって異なります。

例えば、国家資格の種類は、医師、弁護士、司法書士、行政書士、税理士、中小企業診断士、弁理士、保育士、整備士など、その他にもいろいろな資格があります。

特に、国家資格には難易度の難しい資格が多くあり、その資格を持っていなければその業務をすることができないもの(業務独占の資格:医師、弁護士など)や、業務はできますがその資格の名称を名乗ることができないもの(名称独占の資格:介護福祉士、社会福祉士など)があります。

将来目指したい仕事にもよりますが、大学を卒業していないと受験できない資格や実務経験がないと受験できない資格もありますので、自分の進路はよく考えてから準備を始めてください。

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非正社員から正社員を目指す

アルバイト

企業の求人に応募してみたけど採用条件が正社員として雇用されない時は、非正社員(非正規社員、期間社員、契約社員、アルバイト、パート)などからスタートして正社員になる道もあります。

どこの会社でも、非正社員を正社員にするために行う正社員登用試験を実施しています。

例えば、新聞の広告欄や求人情報誌で期間従業員を募集している大手自動車会社の話しになりますが、正社員になるまでの流れは次の通りです。

期間従業員で一定期間働いて正社員になるためのある条件を満たしたら、職場のリーダーから推薦状をもらって正社員登用試験に応募します。

そして、筆記試験と面接試験に合格すれば正社員になれます。

実際に私は自動車会社で期間従業員で仕事をしていた時、正社員になっている期間従業員を何人か見ています。

正社員になるには、非常に倍率が高い(約20人に1人の割合で合格と言っていました)ですが可能性はあります。

つまり、非正社員でも正社員登用試験を受けて合格すれば正社員に雇用形態が変われますので、非正社員から正社員を目指すのも1つの方法です。

派遣社員で仕事の経験を積む

派遣社員

将来目指したい仕事の求人の応募条件が業務経験3年以上と書かれていたら、仕事の経験が無い状態で求人に応募しても書類選考で落とされてしまうことが確実です。

そのような場合は、派遣社員として目指したい業界で仕事の経験を積んでから、その業界の会社に求人応募して転職して働くことをおすすめします。

例えば、技術職の話しになりますが、ある会社の研究開発や設計の仕事をしている従業員の人数の半数は派遣社員で成り立っていることをご存じでしょうか。

最終的に仕事を進めて良いのか悪いのかの判断はその企業の社員がしますが、業務の中心で仕事をしているのは派遣社員ですので、派遣社員として企業に派遣されればいろいろな会社の仕事を経験できます。

派遣社員は不安定だと考えている方もみえると思いますが、業務の手伝い的な仕事をしている派遣社員ではなく、業務の中心で仕事をしている派遣社員は正社員以上の給与(500万〜1000万円)をもらっていることが多いです。

派遣社員で経験を積んで正社員として働くという選択枠も仕事探しの1つとして考えてみてください。

将来目指している仕事を学ぶ

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