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ニートに入れられる定義

進学・就職・転職活動を成功させるには

最後まで諦めないことです

ニートってどんな人

ニートの定義

ニート

私が初めてニートという言葉を目にしたのは、たしか2000年を少し過ぎた頃だったと思います。

ニート?NEET?の言葉をテレビで見たのが初めてだったんですが、その頃気になったのでいろいろ調べました。

ニートとは、Not in Education, Employment or Trainingの頭文字を取ったNEETのことです。

この文字だけを見ると何の事を言っているのかさっぱりわからないと思いますが簡単に説明すると、

  • 仕事をしていない
  • 学校に通っていない
  • 仕事をしようとする意欲・意思がない
  • 独身である
  • 若者(34歳以下)である

この5つの条件をすべて満たしている人はニートの条件に当てはまります。
そして、ニートとしてカウントされます。

では、35歳以上で、仕事をしていない、学校に通っていない、独身である、仕事をしようとする意欲、意思がない人はどうなるの?
と思いませんか。

35歳以上は若者ではないのでニートに含まれませんので、厚生労働省の調査にはニートとしてカウントされません。
しかし、状況としては34歳以下のニートとなんら変わりはありません。
ニートに含まれていない方でもニートと同じ環境に置かれている方は全国にたくさんいることがわかります。

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仕事をすればニートはいなくなる?

ニートの条件の仕事に着目すると、

  • 仕事をすればニートじゃなくなるんでしょ?
  • 仕事をすればいいだけなんじゃないの?

という話になってきますが、そのような簡単な問題ではありません。
仕事をしたいけどできない状況になっている人がたくさんいます。

仕事をしていたけど、職場でこき使われて(いわゆるブラック企業)仕事をする意欲がなくなってニートになる人もいます。

就職活動をしたけど、どこも内定をくれなかったので働く意欲がなくなってニートになる人もいます。

ここで、過去と最近の日本の人口と就業者数を使って、労働環境はどのように変わってきたのか説明します。

日本の人口
1997年:約1億2600万人
2015年:約1億2670万人
就業者数
1997年:約6550万人
2015年:約6370万人

これらの数字が意味する事は、日本の人口は変わらないのに昔より現在の方が仕事をしている人数が減っている事を示しています。

仕事をする意欲を取り戻すのも重要ですが、会社が従業員をたくさん雇えれるような労働環境を作る事の方がもっと大切だと思います。

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