ワーキングプアとは、働いても働いても全然給与が増える見込みが全くない労働環境で仕事をさせられている為に、普段の生活がとても苦しい方達の事を言います。最近では、働く貧困層とも言われています。
一般的にワーキングプアといわれている給与水準は、1カ月あたりの手取りで15万円以下、年収で200万円以下とされています。賃貸アパートの家賃・光熱費・食費を給与から差し引くと、好きに使えるお金や貯金できるお金は少ししかありません。
このように、派遣社員には派遣期間が設けてあるので、ある期間がきたら働いてもらうことができなくなります。
ところが、請負には請負期間がないので請負として働いてもらった方が受け入れる企業側にしてみると都合がいいことになります。しかし、請負として受け入れると受け入れた企業側の社員は請負へ指示が出せませんが、実際の現場では指示を出していた為に問題になりました。
世の中には、いろいろな働き方(雇用制度)が存在しています。それは、主に正社員と非正規社員に分かれています。ここでは、働き方の違いによって何が違ってくるのか簡単に説明します。
また、この派遣社員には特定労働者派遣と一般労働者派遣の2種類があります。
特定労働者派遣とは、派遣会社が正社員として雇用して派遣先が決まらない時でも派遣会社から給与は支払われます。
しかし、一般労働者派遣では仕事がある時だけ雇用関係を結ぶので派遣先が決まらない限り給与は発生しません。ですので派遣社員の中でも、一般労働者派遣の方はワーキングプアになりやすいです。
最近では、高学歴ワーキングプアという言葉があります。
昔の常識では、大学院をでていれば高収入を得ることができましたが、企業収益の悪化でどこの企業もリストラをする時代となりました。高学歴の為(給与を高く設定しないといけない)に企業が雇ってくれなかったり、低収入の仕事しか見つからなかったりして、必ずしも高学歴=高収入とは限らなくなりました。
注意:特定労働者派遣は廃止になります。これからは一般労働者派遣だけになりますが、派遣会社と無期労働契約を交わせば仕事がない時でも給与は支給されます。有期労働契約では派遣されている期間だけ給与が支払われます。
私は、CMでたくさん流れている名が知れた会社で契約社員や派遣社員として働いたことがありますが、どの会社でも私が働いていた部署では正社員3〜5割、非正規社員7〜5割くらいでした。
工場の生産ラインで働いていた時は、ラインの稼働状況に応じて人数を調整しているので製品の目標とする生産数が少なくなると、そこで働いていた非正規社員の方々は契約の更新ができなくなっていました。そのような事が起これば当然、不景気と共に職を失うことになります。
ハローワークを利用して、正社員雇用の仕事を見つけてください。
その他では、手に職をつけて専門的な仕事をするか、自営業を始めるかなどの方法があると思います。まずは、興味がわくものを見つけてください。自分が好きな事を見つけてそれに向けて準備をします。
例えば、次の様な事が思い浮かびます。