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社会保険労務士の資格の取得方法

進学・就職・転職活動を成功させるには

最後まで諦めないことです

社会保険労務士の資格について

社会保険労務士になるには

社会保険労務士のなり方

社会保険労務士とは、労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類の作成や申請書などの書類を作成して行政官庁へ依頼者の代行で提出したりする仕事です。

社会保険労務士になるには、国家試験を受験して合格しなければいけません。
試験は誰でも受けることができず、次の受験資格(学歴、実務経験、厚生労働大臣が認めた国家試験合格)のどれかを満たしていなければいけません。

学歴について
  1. 大学、短期大学、高等専門学校を卒業した者
  2. 大学において学士の学位を得るのに必要な一般教養科目の学習を終えた者
  3. 旧高等学校令による高等学校高等科、旧大学令による大学予科又は旧専門学校令による専門学校を卒業、修了した者
  4. 前記以外の学校で、厚生労働大臣が認めた学校等を卒業、所定の課程を修了した者
  5. 一定の修業年限と課程の修了に必要な総授業時間数以上の専修学校の専門課程を修了した者
実務経験について
  1. 労働社会保険諸法令に基づいて設立された法人の役員、又は従業者として実施事務に通算して3年以上従事した者
  2. 国又は地方公共団体の公務員として、独立行政法人や日本郵政公社の役員又は職員として行政事務に通算して3年以上従事した者
  3. 社会保険労務士若しくは弁護士の業務の補助の事務に通算して3年以上従事した者
  4. 労働組合や法人の役員として通算して3年以上労務を担当した者
  5. 労働組合の職員又は法人等の従業者として労働社会保険諸法令に関する事務に通算して3年以上従事した者
厚生労働大臣が認めた国家試験合格について
  1. 社会保険労務士試験以外の国家試験のうち厚生労働大臣が認めた国家試験に合格した者
  2. 司法試験予備試験、旧司法試験の第一次試験、旧司法試験の第一次試験又は高等試験予備試験に合格した者
  3. 行政書士となる資格を有する者
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合格に向けた勉強方法

社会保険労務士の試験の合格率は10%くらいでとても難しい国家試験です。
合格までに必要な勉強時間は約1000時間で、1日5時間勉強して最低でも6カ月掛かるといわれています。

法律の勉強をしたことがない方には試験範囲が広いのでとっつきにくいと思いますが、難しいところは飛ばしてまずは基礎知識を身につけることから始めてください。

試験の勉強方法は主に、

  1. 独学で勉強する
  2. 通信講座を受ける
  3. 予備校に通う

があり、それぞれいいところもあれば悪いところもあります。
勉強が効率よくはかどるように自分のライフスタイルに合わせて選んでください。

独学で勉強する
独学は一番自由度が高い勉強方法ですがモチベーションを維持しにくいのが難点です。
自分で勉強をする予定を立てて黙々と勉強をしていかないといけないので勉強をさぼる癖がある方には向いていません。
また、仕事をしていて勉強時間をあまり作ることができない方や効率の良い勉強方法がわからない方は、分厚い参考書をすべて勉強することは難しいので試験に合格する為の重要なところがまとめてある通信教育や予備校で勉強することをおすすめします。
独学は費用が一番安く抑えれる勉強方法です。
通信講座を受ける
通信講座は、あらかじめ用意されている教材に沿って勉強を進めていきます。
テキストを読んだりDVDを観たりして基礎知識を深めていき、その後に学習した内容が理解できているのかのテストをして添削してもらう形です。
ある程度自分のペースで勉強を進めていけますが講座の学習期間は決まっているので勉強をさぼらず日程通りに続けていけれるかがポイントです。
費用は独学よりも高くなりますが、仕事が忙しくて予備校に通えない方や独学ではどこをどのように勉強をしていけばわからない方は通信講座がおすすめです。
予備校に通う
予備校に通う方法では、講師の講義を聴きながら勉強を進めていくので法律の勉強をしたことがない方でもわかりやすく勉強ができると思います。
わからないことがあったら質問することができますし、試験勉強の要点を効率よく勉強していくことができます。
また、独学や通信講座では勉強をさぼりがちの方でも予備校に通うことによって試験勉強を持続できる効果があります。
デメリットとしては数万から数十万円と受講料が高いことです。

試験内容

社会保険労務士の試験は、1年に1回しか実施されません。
試験内容を大きく分けると労働科目と社会科目にわかれます。
合格率もかなり低いのでしっかり試験勉強をしてから受験するようにしてください。

試験日
8月の第4日曜日
試験科目
労働科目:労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労務管理その他の労働に関する一般常識
社会科目:社会保険に関する一般常識、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法
問題数と試験時間
択一式試験:70問・3時間30分
選択式試験:8問・1時間20分
合格ライン
科目ごとに6〜7割の得点
合格発表
11月
合格率
10%以下

社会保険労務士試験についての詳しい詳細は、社会保険労務士試験オフィシャルサイトのホームページをご覧ください。

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