行政書士の仕事は、官公署に提出する書類の作成と、作成した書類を代理で提出して手続きをしたり、又は書類の作成に関して相談を受ける仕事をします。
(官公署とは、各省庁、県庁、区役所、市役所、警察署などのこと)
また、官公署に作成提出する許可・認可の書類は1万種類以上ありますので、とても広い業務範囲を手掛けることができます。
では、具体的にどのような書類を手がけているのかわかりやすいもので説明します。
その他では、入国管理局で外国人のビザに関する変更や更新手続きなどの業務も行政書士の仕事です。
行政書士として仕事をするには、まず初めに行政書士試験を受験して合格しなければいけません。
行政書士試験に合格しましたら、行政書士の登録申請を行い登録証交付を受けて行政書士バッジを入手します。
この作業が完了したら、行政書士の仕事ができるようになります。
そして、行政書士として働くには事務所に雇ってもらうのか独立するのかの2種類に分けられます。
しかし、行政書士の求人はほとんどないのが現状ですので、事務所に雇ってもらって経験を積んでから独立するという形ではなく、行政書士の登録をしたら自分で行政書士事務所を独立開業するパターンになる方が多くなると思います。
事務所を開業するには、パソコン、プリンター、電話、名刺があればとりあえず仕事ができる状態になり、報酬額をいくらにするか決めて営業を始めます。
仕事は待っていても中々舞い込んできませんので初めのうちは営業の仕事がメインになると思います。
行政書士の仕事をする上で気を付けないといけないことは、法律を覚えてもよく法律が改正されますので、勉強熱心に常に新しいことを吸収しようと心がけなければいけません。そして、経験したことを仕事としてより良い状態でお客に提供して信頼関係を築ける方が向いています。
行政書士として働くには、行政書士の国家資格を取得しなければいけません。 詳しくは、行政書士の資格をご覧になってください。
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