所得税の課税方式は、総合課税と分離課税の2種類に分かれています。また、所得の区分は全部で10種類あります。
総合課税とは、所得の合計金額に課税されるもの。分離課税とは、総合課税とは別に課税されるものです。
所得税の課税方式は、下の図のように所得が分類されます。
所得税の課税方式
また、それぞれの所得の種類は次のような意味を持っています。
みなさんは、どのように所得税の計算がされているかわかりますか?
所得税の計算は、結構複雑な構造になっていてわかりにくいと思いますが、次の順番に計算していくと求められます。
それでは、所得税の計算手順を見ていきましょう。
会社で働いていた時は、会社が所得税に関する手続きをすべてしてくれていましたので、毎月の給与から所得税を天引き(源泉徴収)されていたと思います。
みなさんは、毎年12月になると、生命保険料、扶養、医療費の控除がどうのこうのといった書類を書かされていたと思いますが、その書類を使って12月の年末調整時に、給与からの所得税の天引きが多すぎた方は、払い過ぎた額が還付されていました。
しかし、退職した後は自分で手続きをしなければいけなくなります。また、年末までに再就職しない方は税務署に行って確定申告を自分で行ってください。
ほとんどのケースでは、所得税を払い過ぎていますので確定申告をすると払い過ぎた額が戻ってきます。
税金に関することは国税庁のホームページに詳しく書いてあります。
国税局のタックスアンサー