高校卒業後に進学する学校の種類は、大学・短大・専門学校のいずれかです。
大学・短大・専門学校の就職先としては、大学は研究職、短期大学や専門学校は保育士・看護師・栄養士などの現場の作業員として働くことが多いです。
将来自分が目指している仕事はどんなことがやりたいのかを決めてから、大学・短大・専門学校に進学してください。
高校卒業後に進学する学校をいろいろ考えてみましょう。
目次
高校を卒業して進学されるみなさんは、大学、短大、専門学校のどれかの学校に入学すると思います。
高校卒業後の学校の選択は将来がはっきり決まってしまうので、大変慎重に行わなければいけません。
世間一般的に偏差値が高い大学に入学できたら一安心といわれています。
例えば、東大、京大、早稲田、慶応などは難関大学として有名で入学を希望している方にとても人気があります。
しかし、高校での成績がいいからといって偏差値が高い大学に無理して行くことはありません。
偏差値の高い大学に興味がある学部があれば、頑張って勉強して入学することはいいことですが、もし興味がある学部が無いのになんとなく大学へ通っているだけなら入学する意味はありません。
大学入学後によくあるトラブルとしては、大学に行ったものの自分が思い描いていたものと違うことです。ギャップが大きすぎると中退してしまう方がいますし、違う大学に編入していく方もたくさんいます。
ですので、受験勉強して頭がいい(偏差値が高い)大学に行くのではなく、本当に行きたいと思える大学を探して選んでください。
大学では主に4年間勉強しますが、仕事は65歳まで(約45年間)働き続けなければなりません。
大学に通っている時間よりも、仕事をしている時間の方が断然長くなりますので、将来自分がどんな仕事に就きたいのかをよく考えた上で進学する学校を決めてください。
高校生が進学する学校は将来の仕事に直結しますので、後悔しにようによく考えて進路を決めなければいけません。
下記にこんなことに注意を払って学校を選んだ方がいいという注意点をまとめました。学校選びの参考にしてください。
学校の選び方の注意点のリスト
その他に、学生生活で必要になるお金に関しても注意しなければいけません。
学校に進学する時は、毎年支払う学費のことも考えなければいけませんし、1人暮らしをする予定の方は毎月支払うアパートの家賃代や日々の生活費も必要になります。
学校の成績が非常に優秀な方は、給付型(返済免除)の奨学金が借りられるかもしれませんので、奨学金についてよく調べて見てください。
高校を卒業した後に進学する学校は、主に大学、短期大学、専門学校があります。それぞれの学校の特徴を見ていきましょう。
このように、大学は研究職の就職に有利、短期大学や専門学校は現場の作業の就職に有利になります。
総合的に考えると、安定した企業に就職できる学校としては大学でしょう。
短大や専門学校からの就職活動では、書類選考で落とされることがあるので試験すら受けさせてくれないということもあります。
できれば企業選びの選択枠が多い大学へ進学した方が後々のことを考えると得かもしれません。
大企業で働きだすと最近はグローバル化が進んでいて実力がある人材は海外へ栄転できます。栄転は嬉しいのですが日本へは大型連休しか戻ってこれなくなることもあります。
しかしながら、大企業に就職できたからといって安心してはいけません、30〜35歳を超えて会社にある程度貢献できていない人材はリストラや左遷の対象となるからです。リストラとはクビのこと、左遷とは下請や関連企業に移動させられ給与も減らされます。
就職してからは学生時代の成績で仕事内容が決まるのではなく各人の実力次第だと思ってください。