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社会保険労務士の仕事について

進学・就職・転職活動を成功させるには

最後まで諦めないことです

社会保険労務士の仕事とは

仕事内容

社会保険労務士

社会保険労務士とは、労働基準監督署、年金事務所、ハローワークなどに提出する為のさまざまな書類の作成や、作成した書類を依頼主に代わって提出することが主な仕事となります。

書類を作成する
労働社会保険諸法令に基づく申請書や届出書の作成、出勤簿や賃金台帳などの帳簿書類の作成をします。
書類の提出の代行
労働基準監督署、年金事務所、ハローワークなどに作成した書類(申請書など)を依頼主の代わりに手続き代行として提出します。

その他には申請についての事務代理、労働および社会保険に関する相談や指導も社会保険労務士の仕事です。

注意:社会保険労務士の業務は独占業務です。社会保険労務士の国家資格を持っていない者は業務に従事できません。

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社会保険労務士の業務を始めるには

社会保険労務士として業務を始めるには、まず、社会保険労務士の国家試験に合格してください。社会保険労務士の国家試験に合格しましたら、次にすることは全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録をします。
(登録をしなければ社会保険労務士として業務をすることはできません。)

全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録をするには、労働社会保険諸法令に関する実務経験が2年以上なければ登録ができません。

実務経験がない方は、全国社会保険労務士会連合会が実施している事務指定講習(通信指導課程を4カ月間と面接指導課程を4日間)を修了すると2年以上の実務経験がある者と同等とみなされます。

注意:全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録したと同時に都道府県社会保険労務士会に入会しなければいけません。登録と入会を行うと社会保険労務士として業務をすることができます。

登録時の必要書類(東京都の場合)
社会保険労務士登録申請書
事務従事期間証明書又は事務指定講習修了証書の写し
社会保険労務士試験合格証書の写し
住民票1通
顔写真1枚
入会時の必要書類(東京都の場合)
入会届
顔写真1枚
会則等遵守誓約書
郵便振替払込票兼受領証のコピー
口座振替依頼書

なお、登録と入会には費用が発生します。

登録と入会時の費用
登録時:登録免許税(30000円)と手数料(30000円)が必要
入会時:入会金と1年ごとに年会費が必要(入会区分により入会金と年会費は異なります。)
都道府県社会保険労務士会の入会区分
開業会員:事務所を開設して社会保険労務士として独立開業する
勤務等会員:会社などで雇用されながら社会保険労務士として仕事をする
その他等:開業会員、勤務等会員に当てはまらない形で社会保険労務士として活動する。講演活動など。

社会保険労務士の働き方

社会保険労務士として働くには、ゆくゆくは独立を考えている方でも、初めは社会保険労務士の事務所に勤務するか一般企業の人事総務部に就職するかのどちらかだと思います。

いろいろな経験を積みたい時は、社会保険労務士の事務所、大きな仕事がしたい時は有名な会社が適しています。

どの会社の業種でもそうですが、組織が大きくなるにつれて仕事内容の規模は大きいですが断片的な仕事しかやらせてもらえない傾向があります。

将来独立を考えている方は、どちらにしてもいろいろな経験を積まなければいけません。
求人票をよく見て自分に合っている会社の規模や仕事内容を探してください。

なお、社会保険労務士として仕事をするには、まず国家試験に合格しなければいけません。
詳しくは、社会保険労務士の資格をご覧ください。

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