大学、短期大学、専門学校、どの学校でも基本的に就職活動の流れは同じです。
1つの会社でずっと働こうと考えている方は、40年近く会社にお世話になるわけですから企業をじっくり調べて後悔がないように、就職活動を進めていってください。
就職活動は、主に7ステップにわかれています。就職活動の準備から内定がもらえるまでの流れを順番に見ていきましょう。
目次
就職活動を始める時は、必ず就職活動の流れを覚えてください。
まず最初にやることは就職活動の準備です。どのような仕事内容がやりたいのか、どのような仕事が向いているのかを明確に決めます。
就職活動がなかなかうまくいっていない時は、決める順番を見直してください。
初めに、どこの会社に入りたいのかを決めるのではありません。どのような仕事内容がやりたいのかを決めた後に、その仕事内容に合致する会社を選びだします。
詳しくは、こちらのページを参考にしてください。
最近では、ほとんどの方がインターネットを使って有名な就職サイトか企業のホームページから求人応募をします。
インターネットの他には、学校の就職課にも求人はきますので、学校の掲示板などで最新の情報を得るようにしましょう。
企業へエントリーする頃までには、志望動機をしっかり決めておいてください。
企業にエントリーすると会社説明会の予約、参加をしてくださいという連絡が来ると思います。
ほとんどの企業は、会社説明会で仕事内容や会社の雰囲気などを理解してもらった上で応募をしてもらいたいと思っていますので、ぜひ会社説明会に参加してください。
会社説明会に参加しないと次のステップに進めない会社もあれば、特に参加の必要ない会社もあります。中には会社説明会で履歴書やエントリーシートの提出をさせる企業もあります。
履歴書はどの企業に応募する場合にも必要になる書類です。学校指定か、コンビニや本屋や文房具屋などで売っている履歴書を使ってください。
エントリーシートとは、主に自己PR、志望動機、頑張ったことを記入するものです。企業によって形式が異なり、専用のシートがお店に売っているわけではありません。
エントリーシートの入手方法は、webにあるのを使ったり、会社説明会で配られたり、エントリーシートは必要なく履歴書だけでOKな企業などがあります。
詳しくは、こちらのページを参考にしてください。
会社に採用試験の応募をして、書類選考に合格された方は筆記試験を受けることができます。
中小企業では、一般常識の試験を行う事が普通ですが、大手企業や人気がある会社では主にSPIという試験を受ける事になります。
SPIとは、試験を受けた人の性格や仕事に求められる能力の測定を行い、面接試験に進める人を選ぶ材料として使われます。
SPIの試験内容は、比較的簡単な問題で構成され能力適性検査(国語、算数、数学、理科)と性格適性検査に分かれています。
詳しい内容は、就職試験(筆記試験)をご覧ください。
筆記試験に合格された方は、面接試験に進むことができます。
面接試験は、主に1〜3回行う会社が多く採用担当者の面接の他に、面接回数が多くなるにつれて役員と面接をすることになります。
面接を突破するポイントは、どのくらいその企業で働きたいのかという情熱と自分が他の人より優れているものは何かというアピールが自分の言葉でしっかりできている方です。
詳しい内容は、就職試験(面接試験)をご覧ください。
筆記試験と面接試験をクリアした人は、会社から内定というものがもらえます。
内定とは、会社が就職試験に合格した人を雇用契約を結ぶ予定日に正式に雇い入れてもいいよという通知です。
ですので、内定をもらったほとんどの人は何事もなかったら来年の4月になると入社式に出席して晴れて新入社員となります。
しかし、内定がもらえたからといって安心しないでください。まれにあることですが、学校を卒業するための単位が不足して学校が卒業できなくなると内定が取り消されます。
就職活動を頑張って内定をもらったのに内定が取り消されるなんて悲しいですよね。内定を企業からもらった後は、学校を無事卒業できるように勉強に励んでください。