学校で勉強をする理由は、自分が将来やりたい仕事に就く為です。
義務教育で勉強することは高校生や社会人として生きて行く為の基礎知識、高校で勉強することは大学・短大・専門学校へ進学する為の基礎知識、大学・短大・専門学校で勉強することはやりたい仕事に就く為の基礎知識です。
就きたい仕事は人それぞれ異なっていますが、大学を卒業しなければ就くことがでいない仕事は多いです。
なぜ、学生は学校で勉強しなければいけないのか考えてみましょう。
目次
現在高校生の学生さんの中には勉強がとても苦手でついていけないという方は多くいるのではないでしょうか?
日本では小学校から中学校までの学習期間が義務教育となっていますよね。小学校で6年間と中学校で3年間の合計9年間が義務教育の期間でいろいろな勉強をして知識を身に着けなければいけないことになっています。
世界での義務教育の期間はどうかというと、ドイツは13年、イギリスは12年、アメリカは12年、オーストラリアは11年、スウェーデンは10年など国によって変わってきます。
世界の義務教育の期間と比較すると日本の義務教育の期間は短い方ではないでしょうか。
この短い期間にたくさんのことを学ばなければなりません。日本の義務教育の9年間で勉強することは中学校を卒業した後に進学する高校、高校を卒業した後に進学する大学で高度な勉強をする為の土台となる基礎知識の内容ばかりです。
また、次のように、中学校までに勉強した知識は普段の日常生活でもいくつか使っていると思いますし、社会人になって仕事でも使う場面が多々あります。
その他には、文章を書く力・言葉を聞く力・内容を理解する力などの国語の学力も、高校や大学で勉強する方や社会に出て仕事をする方でも絶対必要となる知識です。
英語の知識にしても就職する時にTOEIC600点以上あることが会社へエントリーできる条件という語学力の基準を作っている会社もいくつかあります。
中学で勉強する英語も基本的なことですので基礎ができていないと応用もできません。勉強の基本的なことは、この義務教育の9年間にすべて詰まっています。高校と大学はその基礎を使って応用していく場所ですので、義務教育で勉強する内容を理解していないと、なかなか自分が思うように勉強についていけないと思います。
したがいまして、中学校卒業までに勉強する内容はとても重要ということです。
中学校を卒業して高校に進学する方は、高校を卒業した後の進路として大学・短大・専門学校に進学する為の受験勉強をしますが、いったい何のためにたくさんの時間を使って勉強をしないといけないのでしょうか?
それは、大学・短大・専門学校へ進学して、将来やりたい仕事をする知識を身に着ける為に勉強するのだと思います。
例えば、医者を目指す方、宇宙開発を目指す方、教員を目指す方は、どのような進路にすればいいのか説明します。
このように、高校で勉強した後に大学などに進学して将来なりたい仕事をする為に勉強は続きます。
将来どんなことをしたいのか、どんな仕事に就きたいのかなどの目標を作って、その目標に向かって一所懸命勉強をしていってください。
そして、大学、短大、専門学校に進学することによって、やりたい仕事に一歩ずつ近づいていってください。
偏差値が高い大学よりも偏差値が低い大学で学んでいる学生さんの方が就職活動に不利になる傾向が高いことをご存じでしょうか。
なぜなら、多くの企業は学歴は低く優秀な人材よりも学歴が高く優秀な人材の方に入社してもらいたいからです。
特に、大手企業は学歴フィルターといわれるものがあり、就職する企業によっては国立大学や偏差値が高い大学でないと書類選考で落とされてしまうことも少なくありません。
また、大学はランク付けされていることが一般的で、ランクが高い大学から採用する企業もあるのでランクが低い大学は筆記試験すら受けられないこともあります。
大学に進学したけど就職先が見つからなかったら悲しいですよね。
自分が希望する企業に就職できるようにする為に就職先のことまで考えて進学先を決めなければならないですし、大学を卒業して就職をしても転職することは大いにあるので転職のことも考慮して進学先をよく考えて決めなければなりません。
実際には高校卒よりも大学卒の方が就職や転職に有利なのは確かです。
インターネットの転職サイトの求人を見てもらえばわかりますが応募資格に大卒以上と条件指定している企業はあります。この場合は、高卒の方が応募しても連絡が返ってこないか書類選考落ちのメールがすぐに返ってきます。
この世の中は、お金を稼いで物を購入して生活しなければいけないシステムになっているので、やりたい仕事に就くにしても少しでも給与が高い会社で雇ってもらうことで安定した生活が得られます。